¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
久々にウクライナ関連であります。
ロシアのプーチン大統領が、30万人の部分動員を始めました。
部分動員といっても、事実上の総動員なのでしょう。
負が込んできているロシアとすると、なりふり構っていられないのでしょう。
勝手に人の国に攻め入って、負けそうになったからと言って総動員と核の脅しとは、あまりにも身勝手で理不尽であります。
この総動員を受けて、動員対象になりそうなロシア男性達の大脱出が陸に空に始まっております。
フィンランドやアルメニア、ジョージア、カザフスタン、トルコなどが主な脱出ルートであります。
無責任にプーチン支持を打ち出してきたツケが一般国民に回ってきたというところでしょうか。
今までは職業軍人、志願兵(低所得層、辺境少数民族、旧ソ連諸国出身者)、傭兵、外国人、囚人で戦ってきましたので、一般のロシアのロシア民族の人々にとってウクライナでの出来事は対岸の火事で済ますことが出来ました。
強力なウクライナ軍の反攻のお蔭で、都会でハンバーガーを食べているようなごく普通のロシア市民が戦場に送られ、ウクライナ軍の大砲の餌食になり、塹壕の埋め草になることになりそうです。
安全な場所から戦争を支持しておきながら、いざ自分が出征する番となった途端に逃げ出すのは、なんとも格好悪い話でありますが。。。
ネットでは「すぐに脱出できる国リスト」や徴兵逃れの為の「腕の骨を折る方法」などが検索上位にランクインしているようです。
また、それと平行して、ロシア占領下のルハンシク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソン州では、ロシア併合への是非を問う住民投票が行われるようです。
投票といっても、ロシアの猿芝居のようなのもので、「90%以上の投票率」で併合賛成となるでしょう。
この4州がロシア領になることによって、ウクライナが攻撃すれば、ロシア領が攻撃されたという理屈になり、国家存亡の危機という大義名分が立ち、さらなる動員と核の脅しをするつもりなのでしょう。
また、この4州の住民を根こそぎ動員することも考えられそうです。
ただ、「ロシア領」であるクリミア半島が攻撃されても、実質大した反応をロシア側は示せなかったので、ウクライナにしてみれば、あまり影響がないのかもしれません。
動員によって、ロシアの断末魔の叫びが聞こえてきました。
プーチン、終わりの始まりとなりそうですね。
動員された兵士が戦死し、その親、妻、恋人、子供達が騒ぎ出すことになり、今後ロシア国内は大混乱に陥りそうです。
それにしても、やはり専制国家というのは国民に有無を言わせず、独裁者の為の侵略戦争に駆り出すのですから恐ろしいですね。
ではこの辺で、アディオス!