¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
米国のインフレ抑制を背景に株価が弱気相場入りしております。
FRBとしても、インフレを退治しつつ、景気後退を防ごうと難しいかじ取りをしております。
しかしながら、多少株価を犠牲にしてでも、インフレを抑えることを優先する方向にある為、暫くはパッとしない相場が続きそうです。
インフレと金利上昇圧力により、株価の下押し圧力は止まりそうもありません。
長期投資家にとっては今が買い場だと言われていますが、この弱気相場がどこまで続くか本当に分からないですね。
ハイパーグロース株中心のナスダックが牽引したコロナ相場は終わりを告げたといえそうですが、次にナスダックの高値を更新するのはいつになるのでしょうか。
順調に右肩上がりの成長を見せている米国株ですが、もちろん全ての期間において順調だったわけではありません。
「株式の死」といわれる長期低迷も経験しております。
果たして、今回の株価下落局面は長きに渡る「株式の死」に突入するのでしょうか。
米国株の低迷
1972年11月にダウ平均は1000ドルを突破しました。
ニフティ・フィフティ(素晴らしい50銘柄)と呼ばれた大型優良株が急騰するバブルが70年代初めに発生したためであります。
そして73年には1052ドルの最高値をつけます。
しかし、同年10月に石油ショックが起き、景気後退と共に株式市場は下落し、74年には45%も下落し12月に577.6ドルを付けます。
その後ダウ平均は低迷を続け、前回高値を上回ったのは1982年になってからでした。
のちに「株式の死」といわれるようになります。
1999年に入ると、ダウは1万ドルを超えます。
しかし、そこからリーマンショックを経て10年以上1万ドル近辺をウロウロすることになります。
最近、米国株を始めた私からすると3万ドル台が当たり前のようになってしまいましたので、ほんの10年くらい前までは1万ドル台だったなんて信じられないですね。
どうも米国株というのは、長期低迷を経験するとその後、飛躍的な上昇を遂げる周期があるようです。
今回の株価調整直面も3万ドルを境に長期のボックス相場入りした後に、4万ドル5万ドル、10万ドルを目指す株式市場になることもありえない話ではありません。
おわりに
日本が未だにバブル期の高値を上回ることが出来ずにいるのに比べて、米国株の力強さには羨ましさしかないですね。
我が国では既に失われた40年という言葉も出回り始めております。
私は日本人ですので、もちろん日本株に期待したいところではありますが、やはりメインは米国株投資と考えざるをえませんね。
仮に米株が長期低迷に陥るのであれば、こつこつ積み上げていきたいところであります。
米国経済の明るい未来に賭けて、含み損を恐れずに買い向かうだけですね。
ではこの辺で、アディオス!