¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
4月28日の日経はポジション解消売りの為下落するのではと思っていましたが、普通に反発でした。。。
為替は注意を払っていなかった隙に軽く1ドル130円を突破してしまいました。
まるでユーロ円のような為替レートであります。
20年ぶりの130円台ということですが、2002年には134円を一時付けています。
この時は3ヶ月ほど130円台をキープした後、円高方向に振れています。
今回も134円を試す展開になるのでしょうか。
本日の急速な円安は、日銀の金融政策決定会合による、大規模な金融緩和継続が示されたことと、長期金利の上昇を抑えるための、指定した利回りで国債を無制限に買い入れ、いわゆる指値オペを毎日実施するこが決定されたことによります。
日銀のこうした長期金利上昇を容認しない姿勢により、円売りドル買いが加速した模様です。
金利がどんどん上昇する米国ドルとほとんど金利のつかない日本円では、当然のことながら円売りドル買いになりますね。
因みに普通預金の金利で、米ドルは0.1%なのに対して、日本円は0.001%ほどであります。
円安トレンドは暫く続くとされますが、急速な円安に対する警戒感も出始めております。
日銀も政府も過度な変動は好ましくないとしながらも、積極的に円安を止めることは無いようです。
130円までは容認ということでしょうか。
どの辺が防衛ラインか知りたいところであります。
当面は金利を上げたり為替介入をしてまで、円安を抑え込むことはしないようですね。
個人的にはいろいろと悩ましいですが、メリットはドル建て資産が絶好調なのと、不動産のローンが変動金利なのでこのままの方が助かります。
反面、円で米国株を買うので、為替損益が気になるところですが、長期目線で米株高円安トレンド傾向であるとの想定から、大きな調整局面では円安だろうが、粛々と買い向かうだけであります。
身近なところでいえば、輸入品とエネルギー価格の高騰は気になるところですね。
既に電気もガスも値上げが決定されております。
岸田首相は原発再稼働に前向きな発言をしておりますが、早く稼働して安価で安定した電力の供給をお願いしたいです。
光熱費の上昇は地味に家計に響きます。。。
ではこの辺で、アディオス!