¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
パウエル発言、ネットフリックスショックにより、米国相場は先週大きく崩れました。
我が国も影響を受け、4月25日の終値は先週末より514円安い、26590円であります。
これを書いている時点でダウ先物もナスダック先物も下げております。
5月3日~5月4日に行われるFOMCでは当初0.5%の利上げが予想されていましたが、0.75%の利上げを予想する声も上がり始めております。
0.5%は市場は織り込んでいるものの、0.75%となるとサプライズになるかもしれませんね。
今週と来週はFOMC前の警戒感から一旦資金が株式市場から逃げだしそうな感じであります。
段々とGW前は嵐の前の静けさの様に、波乱が起こる予感です。
日本は大型連休に突入することから、4月28日は連休中の持越しを嫌ったポジション解消の売りが多く、下落幅が大きくなりそうです。
夏にかけて大きな調整が局面が来るのか注視しであります。
シナリオとしては、日経であれば、前回の24000円台まで下落した処で、監視銘柄を仕込みたいですね。
米国株の方は、グロースからバリューへのシフトが堅調になっており、GAFAMに元気が無くなってきております。
だからといってグロース株を安値で拾って行くかというと微妙ですね。
仕込むとすればS&P500のETF VOOであります。
VOOは400ドルを切りましたので、350ドルくらいまで下がってくれれば、買いたいですね。
今は円安ですので、米株を買うことに対して躊躇しておりましたが、長期目線で円安株高傾向は続くという考えに至りまして、あまり為替にこだわらず米国株の調整局面には買い向かうことにしました。
しかし、世界全体を見回しても、好材料が見当たりません。
悪材料はウクライナにおける「ドンバスの戦い」の激化、欧米のインフレと金融引き締め、中国ゼロコロナ政策、世界的なエネルギー、食品価格高騰、グローバルサプライチェーンの崩壊など不安要素しか見当たりません。
元気なのは軍事産業など限られたセクターでしょう。
GW明けも5月9日のロシアによる対独戦勝記念日でなにが起きるかなど、注目のイベントが続きます。
日本は休みとはいえ気の抜けない連休になりそうです。
それにしても米金利がこのまま利上げを続けて4%以上にでもなれば、米ドルや米国債で持っていた方が安全で株式より得策となりますので、株の下落トレンドは暫く続く可能性があります。
高金利時代には米国債も選択肢の一つと考えてもよいかもしれません。
ではこの辺で、アディオス!