¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
寒の戻りが徐々に和らぐという予報が出ており、これを繰り返しながら徐々に過ごしやすくなっていくのでしょう。
株価は日米共にリスクオンが続いているため、傍観が続いております。
結局調整局面ではたいして買えませんでしたが、いずれまた調整局面が訪れますので、それまで待ちましょう。
さて、ウクライナのゼレンスキー大統領による国会での演説がありました。
帰宅途中にYoutubeのライブ配信で聞いていましたが、テレビの前に陣取らなくても、場所を気にせず見聞きでき、本当に便利な時代になりました。
ゼレンスキー大統領はウクライナ語で話したのでしょうか。
ゼレンスキーは母国語がロシア語とはいえ、ウクライナの国家元首が交戦中の相手国の言葉を使うことは無いと思いますので、ウクライナ語でのスピーチなのでしょう。
恐らく日本人でウクライナ語に通じている通訳が居なかったのか、日本語の話せるウクライナの女性による同時通訳のようでした。
ちょっと話がスムーズでは無く、あまりスピーチに入り込めなかったですね。
ある程度原稿はあったのでしょうが、同時通訳は非常に神経と頭を使う仕事ですので大変だったと思います。
大役お疲れ様といいたいですね。
内容的には私が期待したようなことはいわず、踏み込んだ発言はありませんでした。
当たり障りのない無難なスピーチで終始していました。
欲をいうとイギリスやアメリカ向けにあったローカルネタ(日露戦争、北方領土やシベリア抑留etc)を日本向けにも欲しかったところですね。
内容的には既にネットでいろいろと要約されてますので、引用するとこんな感じ。
・アジアのリーダーの日本、支援してくれて感謝
・チェルノブイリ、福島原発の危機が起こされようとしている
・もし原発事故が起こったら放射能の危険は何十年とある
・ロシアは生物兵器使うかも、サリンのようなもの使うかもしれない
・核兵器を使用する事もありえる、許されるべきではない
・反戦を示してほしい、それで世界の安全は保障される
・ロシアの攻撃により、ウクライナだけでなく世界に危機が起こる
・世界の天然資源、食料、経済に危機が起こる
・日本・世界は反戦を示してほしい
・日本の経済制裁に本当に感謝している
・ウクライナの復興も大切、そのために侵略を止めなければならない
・日本のため、ウクライナのため、世界のために努力をお願いしたい
・日本の調和を維持する能力は素晴らしい
・日本の文化好き、価値観も共通している、距離感も近いはず
・ウクライナと日本に栄光あれ
実はアジアで積極的に対露制裁を行っている国って、日本だけだったんですね。
中国は消極的にロシア寄りで、韓国は何やっているかわからず、インドはどっちつかず、アセアンはシンガポール以外はロシアに対して強い態度をとっていません。
G20開催国のインドネシアなどは、プーチンの出席を歓迎しています。
プーチンも行く気満々だそうで、どの面さげてくるのでしょうか。。。
全体的にアジアはロシアに対して及び腰ですので、日本が引っ張て行くしかないのでしょう。
ゼレンスキー大統領もそこに期待しています。
また、戦後復興を視野にいれて、日本の復興支援の協力にも期待しているようです。
復興に関しては経験豊富ですので、日本のそうした経験技術が戦後に役立つでしょう。
不謹慎ではありますが、西側の莫大な支援の下、おそらくウクライナでは戦後復興バブルが起こると思われます。
また、国連についても触れ、侵攻を止める力がないので、日本には新しい国際的な仕組みづくりをしてほしいとも言っておりました。
国際社会には残念ながら法の執行者である警察官が存在しないので、ひとたび力のある国が暴走し始めると、それを止める手立てが現在のところありません。
国連が機能しない今、国連改革をするか、ゼレンスキーがいうように新しい枠組みが必要ですね。
各国持ち回りで常設の紛争介入部隊を創設するなど、大胆な変更が必要であります。
現実的には紛争を解決するような枠組みづくりは相当難しいので、まずは出来るところである自国の防衛力強化に取り組むことであります。
ではこの辺で、アディオス!