¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
メロリンQこと山本太郎氏率いるれいわ新選組のブレーンとされる経済アナリストの池戸万作氏のツィッターが炎上しております。
私は同氏のことを存じ上げていないなのですが、「ロシア軍に大阪に上陸して欲しい」と投稿したようであります。
アメリカ占領による日本人に対する洗脳政策が余程上手くいったのか、未だに外国軍隊による占領に対して、政権が交代するくらいの変化しかないと思っている人が多くいることに驚かされます。
恐らくは支配者が同国民から外国人に代わるくらいの認識で、自分の生活は当然の如く保証され、言論の自由や人権や法律、言語や文化もそのまま変わらないとでも思っているのでしょう。
専制国家の軍隊に占領されるとどうなるか、現在進行形でウクライナや香港の現状を見れば一目瞭然であるにも関わらずであります。
実際どういう投稿か詳細を見てみましょう。
池戸氏の投稿内容
以下ツィッターより。
3/17の投稿
「ロシア軍には、まず大阪から上陸して欲しいな。自分が大阪人だったら、思わず「解放軍がやって来た!」と喜んでしまうわ。反グローバリズムで国際連帯する思想。」
同じく3/17の投稿
「現在進行系で民間人の殺戮を行っているのはロシア軍ではなく、ウクライナ軍であるというのが、私の認識です。よって、ロシア系ウクライナ国民の中には、圧政からの解放を喜ぶ人もいると考えます。自分はそうしたロシア系ウクライナ国民の感情も理解したいです。」
3/18の投稿
「大阪の方々には不快な想いをさせたことはお詫び申し上げます。ロシアが日本に攻め込んで来た場合に関しては、私は戦わずして、時の日本政府を批判すると思います。」
同氏はロシア軍に一体何から解放してもらうつもりなのでしょうか。
しかも、どういうソースからウクライナ軍が民間人を殺戮したという認識なのでしょうか。
掘り下げても無意味なのでスルーしますが、ロシアが攻めてきた時は戦わずして、日本政府を批判するとしていますが、全く持って意味不明であります。
当然私なんかとは比べものにならないくらい優秀な方なのは分かりますが、根本的な国家観というか歴史観がねじ曲がっているようですね。
ソ連の対日参戦と邦人の受難
1945年8月9日に敗戦間近の日本に対し、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破り、満州、樺太、千島列島を侵略し、9月5日に一方的に戦闘行動を停止するまで続きました。
当時満州にいた日本人の移住者や開拓団は筆舌に尽くしがたい苦しみを受けることになります。
ソ連軍は避難する民間人に対し、葛根廟事件に代表されるような虐殺、暴行を各地でおこない、銃撃を加え、戦車でひき殺すなど集団殺戮し、生き残った女性に対しては強姦したそうです。
なにやら今のウクライナ戦争おいてロシア軍がウクライナの民間人に対してやっていることとあまり大差が無いですね。
シベリア抑留
戦争終結後に武装解除された日本軍将兵は、ソ連によりシベリアなどで奴隷のような強制労働に長期間従事させられています。
マイナス30度まで下がる極寒のシベリアでの労働は過酷を極め、約57万の抑留者の内、約5万人以上が命を落としています。
抑留期間の長い人では11年にも及びます。
当然ハーグ陸戦条約における戦時捕虜の取り扱いに違反していますが、ソ連は当時から法を順守する気はありません。
おわりに
このようにソ連・ロシアのような専制国家に降伏し、占領されるということがどういうことか分かると思います。
日本に対してだけではなく、ソ連時代の蛮行は調べればいっぱい出てきます。
77年前の出来事とはいえ、今のロシアを見ていると本質は全く変わっていないでしょう。
誤解を恐れずにいうと、要は占領されると極端な話、男は奴隷にされ、女は強姦される可能性が高いのです。
連合国の占領下において、連合軍兵士による日本人女性に対する強姦事件はわかっているだけで2万件以上ともいわれています。
最も自称文明的で紳士的とされている米英軍でさえこの有様です。
非武装論者や早期降伏論者はこういう現実と向き合い、軽々しく「外国軍隊に解放されたい」、「さっさと降伏すればいい」という考えを改めて頂きたいものです。
あまり個人を攻撃するようなことはしたくないのですが、外国の占領下におかれるということに対する認識が甘すぎるので、ついつい記事を書いてしまいました。
今回のウクライナ戦争により、多くの日本人が平和ボケから覚め、「自分の国は自分で守る」気概を取り戻して欲しいですね。
ではこの辺で、アディオス!