¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
私の保有しているゴールドETFであるGLDMの株式併合が発表されました。
たった10口しか保有しておりませんが、2口が1口になるので全部で5口になります。
これにより資産価値が得をしたり損をしたりすることはなく、株価は単純に2倍になります。
GLDMは現在18USDくらいなので、理論上株価は2倍の1口36USDくらいになると予想されます。
楽天証券では買付手数料が無料なので、ちょっとだけ買っておりました。
今はウクライナ情勢が緊迫さを増していますので、「有事の金」として金価格は上昇しそうですね。
この併合は2月中に行われるようで、効力発生日から併合株入庫までの間、取引一時停止なるようです。
株式分割はアップル株で経験済みでしたが、株式併合は初めてであります。
株式を併合することで、一体どんなメリットがあるのでしょうか。
株式併合とは
既に発行されている株式数を減らすために、複数の株式を統合することを株式併合といいます。
今回のGLDMは2口を1口に併合しますが、日本では10株を1株にするなど、結構盛んに行われています。
株数が減っても、理論上資産価値は変わることはありません。
ただ、例えば2株を1株にした場合、100株保有している株主は50株になってしまい、単元未満株の保有株主となるため、株主の権利を失うことになります。
そのため、株主併合は株主総会の特別決議が必要となっています。
米国では株価上昇局面で、個人投資家の投資を促すために、盛んに株式分割が行われ、買いやすい価格に株価を下げていました。
しかし、株価が低迷する局面では、株式併合する企業が増えたようです。
日本の有名どころでは日立、東芝、双日、みづほなども株式併合を行っています。
株式併メリット
株価が低位だと不人気株のイメージを抱く投資家もいるため、1株の資産価値を高めることにより、投資家の印象をよくするメリットがあります。
その他一体何の為に株主併合をするのかというと、以下の2つになります。
管理コストの削減
株主数が増えれば企業にとっても資金が集まりやすくなりますが、その分、配当金、株主総会、決算の書類など株主に送る郵送コストが嵩みます。
株式を併合することにより、株主を減らし管理コストを削減できます。
少数株主を追い出す(スクイーズアウト)
発行株式数が多かったり、企業の再建を進めたい場合に少数株主を追い出すために株式併合が行われることもあります。
これをスクイーズアウトというのだそうです。
つまり大株主以外の少数株主を追い出すのが目的であります。
おわりに
GLDMがなんの目的で株式併合を実施するのかは分かりませんが、個別株ではないので、スクイーズアウトは関係ないでしょうから、低位株から脱却なのでしょうか。
この株式併合が吉と出るか凶と出るか。
個人的にはゴールドの価格は上昇し続けると思っていますので、GLDMも徐々に徐々に株価を切り上げていくのかなと思っています。
しかしながら、買い増すかといわれれば、ゴールドのETFは特に配当があるわけでもなく、管理コスト(0.18%)だけかかるので、どうせ買うならゴールドの地金かなとも思ったりします。
GLDMはしばらく保有してたっぷり含み益が出るタイミングで手放す予定です。
ではこの辺で、アディオス!