FIREへの脇役?【配当貴族】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

株価は日米共に方向感のない展開であります。

1月は超高配当ETFであるQYLDを仕込んだので、ほぼ傍観の予定ではありますが、これだけ市場が元気が無いと下げたところで押し目を狙いたくなります。

今のトレンドはグロース株からバリュー株へ資金の流れが変わってきているようで、私の持っているバリュー株もいつの間にか上がっております。

バリュー株といえば、連続増配の銘柄が多いことでも知られております。

投資の神様ウォーレン・バフェットもバリュー株を多数保有していますね。

私もマネしていくつか保有しております。

成長株もいいですが、安定のバリュー株で配当を地道に得るのもいいですね。

今回は配当貴族ともいわれる、連続増配バリュー株について簡単にご紹介であります。

配当貴族とは

長期にわたり毎年増配している銘柄を配当貴族といいます。

特に米国では一定期間以上連続して増配している優良株を集めて算出した「配当貴族指数」があり中でもS&P500の構成銘柄のうち25年間連続して増配している優良大型株のパフォーマンスを測定する「S&P500配当貴族指数」が有名であります。

25年間連続増配とは凄まじいですね。

現在は65の米国銘柄で構成されています。

高配当銘柄の特徴は、急成長は見込ねず、つまりキャピタルゲインは期待できなものの、人々にとって必要不可欠なものを提供したり、確固としたブランドを確立、又は参入障壁が高い企業が多く、恒久的に安定した売り上げの見込めるビジネスモデルを構築しております。

配当貴族には誰もが知っている有名企業が多く名を連ねています。

日本にも配当貴族指数「S&P/JPX配当貴族指数」という似たような指数があり、増配か安定配当が10年以上と、米国の25年増配に比べると少々物足りさを感じますが、そもそも日本には米国並みの連続高配当銘柄が残念ながら存在しないようであります。

代表的配当貴族銘柄

米国には65の配当貴族がいますが、すべてを紹介することは出来ないので、私の保有銘柄を中心にご紹介であります。

まずは連続増配59年のコカ・コーラ。世界のどこへ行ってもコーラは必ず売っており、人類史上最強のソフトドリンクであります。私もよく飲みます(笑)

お次は連続増配65年のプロクター&ギャンブル。P&Gと呼ばれ、大手の消費財メーカーで洗剤や柔軟剤など誰もが一度は使用したことのある商品を取り扱っております。

そして、連続増配63年のスリーエム。世界有数のコングロマリットであり、付箋のポストイットなどが有名であります。

みんな大好き連続増配46年のマクドナルド。説明不要ですね。

最後は連続増配38年のエクソンモービル。石油メジャー最大手の総合エネルギー企業であり、コロナショック時は石油需要喪失から急落し「爆損モービル」ともいわれていたようですが、石油需要の回復と共に株価も回復しております。

以上が私の保有する配当貴族銘柄となりますが、その他の配当貴族銘柄の中の有名どころにはジョンソン&ジョンソン、ウォルマート、AT&T、シスコなどがあります。

またコロナショック級の大暴落があれば拾いたい銘柄ばかりであります。

日本では花王や小林製薬などが連続増配銘柄となります。

消費財や医薬品ですので安定しており、不況にも強く、米国の配当貴族との共通点がなんとなくわかりますね。

おわりに

私は米国高配当ETFを中心に投資をしており、個別銘柄にはあまり手を出さないのですが、配当貴族のバリュー株はその安定性から買い増ししたいですね。

FIREを目指すには少々配当利回りが物足りないですが、脇役として保有しておきたい銘柄たちであります。

何年先になるか分かりませんが、次のバーゲンセール(大暴落)を虎視眈々と待ちたいですね。

 

ではこの辺で、アディオス!