¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
なにやらまたまたFIREに続く新しい人生の形が出てきました。
ぽつぽつ見受けられるようになってきたFIRA60であります。
読み方はフィラ?でしょうか。
去年あたりからFIREムーブメントが盛り上がりましたが、私もその一人ではありますが、「嫌な仕事を早期に辞めて経済的な自由を満喫する代わりに、若い時から死ぬまで節約生活」を強いられ人も居るのもまた事実であります。
収入が低いけど、FIREを目指す人は特に節約の鬼が多いですね。
人生において、若く活動的な時の大事な時間をお金を使わない為に何もしないのは、全然魅力的な生き方ではないという意見も反FIREの方々からよく聞く意見であります。
それについては一理あると言わざるおえまえせん。
私も20代の頃は南米をブラブラしておりましたが、仮にFIREを達成して50代60代に一人で行っても、疲れるだけであります。
若い時だけに出来る事というものは確実に存在します。
節約についても、ゴールがあるから出来るものであり、死ぬまで節約生活というのもつらいものがありますね。
私も家族がいますので、私だけならともかく奥さんや子供までにも極端な節約を強いるわけにもいきません。
そこでFIRA60の出番であります。
FIRA60とは
Financial Independence, Retire Around 60の略であり、経済的自立と60歳前後の退職を目指すものです。
FIREと似たような感じですが、FIREは早ければ30代、40代でリタイアを目指すのに対し、還暦の60歳までは職務を全うし、潤沢に資産を確保してからリタイアしようというものです。
結局行きつく先は一緒なのですが、それが早いか遅いかの違いなのと、FIRA60の方が、資産が多くなり、実現性が高いというところでしょうか。
実際私もサイドFIREするうえで現実的なのは定年又は65歳くらいまで働いてからのリタイアという線が濃厚なので、FIRA60 に考え方としては近いですね。
その年齢まで来るともはやセミリタイアではなく、本当のリタイアになってしまいますが。。。
理想は50代でサイドFIRE、現実は60歳又は65歳でリタイアというところでしょうか。
実際にFIRA65やFIRA70、はたまたFIRA80にならないようには気を付けたいですね(笑)
FIRA60の注意点
昔の人は60歳定年で、潤沢な退職金と60歳から年金が受け取れて、何も準備をしなくてもFIRA60を達成出来ました。
翻って我々世代はFIRA60をしようとすると、まず年金受給年齢に気を付けなければなりません。
現在65歳からとされている年金の受給ですが、段階的に引き上げられ最終的に70歳からの受給になるといわれています。
70歳からの受給は日本の状況からしてほぼほぼ間違いなさそうです。
なかには75歳説もあり、実際現在でも受給開始の繰り下げは75歳まで可能であります。
とある予測では1977年生まれ以降から75歳受給になると言う専門家もいます。
私は1976年生まれなので受給できるのはギリギリ70歳なのでしょうか。
となると60歳か70歳の間はなんらかの不労所得で生活をしなければなりません。
60歳までに10年間を暮らせるだけの不労所得をいかに作ることが出来るのかが鍵になります。
また、受給開始年齢の変更によってはプランが狂いますので、国の動向には細心の注意が必要ですね。
またその他にこれはFIREにも当て嵌まりますが、老後資産を食いつぶしたり、暇な時間を持て余す、健康が悪化するなどのリスクを指摘する声もあります。
おわりに
FIREを目指す動機は人それぞれですが、過度に節約して、ただただ生きているだけという人生は避けたいですね。
人生は楽しむためにありますので、適度に倹約し、資産を作り、時にはお金を使って楽しむということも大事であります。
私のFIREの動機は一年のうち3ヶ月くらいは夫婦でのんびり海外生活をしたいので、そんなわがままな働き方が許される会社又はバイトがあれば子供の手がかからなくなった折にはサイドFIREを実現したいですね。
ただ、残りの9ヶ月日本でなにをするかまったく考えていませんでした(笑)
そのへんは資産形成しながら、おいおい考えていきましょう。
ではこの辺で、アディオス!