未来選択選挙に選択肢はあるのか?

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

いよいよ衆議院が解散し、総選挙に突入であります。

各党選挙モードに入り、街頭演説や選挙カーが出始めてきました。

岸田首相は「今、時代は分岐点にあり、どう動くかが、日本の未来を決めることになる」述べ「未来選択選挙」と銘打っております。

「コロナ後の新しい未来を切り拓いていけるのは誰なのか、国民の皆さんにご選択をいただきたい」とし、コロナ後の政権運営を誰に任すのかを選択する選挙と位置付けております。

しかし、今回の選挙はイマイチ争点が分からないですね。

コロナなのか、経済対策なのか、外交安全保障なのか、焦点が曖昧なためあまり盛り上がりそうもないですね。

但し波乱がないと思われているのか株価は今週は好調でした。

この盛り上がらない原因は一体なんなのでしょうか。

選択肢は?

そもそも選択肢があるのか、非常に疑問に感じます。

なぜならば自民党にとって変われる野党が全く存在しないからであります。

野党第一党は立憲民主党ですが、与党批判だけをして、できもしない公約を掲げております。

年収1000万円以下の所得税免除など、政権が取れないと自身で分かっているからこそ、適当な公約を掲げているのでしょうか。

本気で政権を取りに行く気は無さそうですね。

共産党も今や支持するのは80代くらいのシニア層のみであと20年もすれば、さらに少数政党に転落します。

れいわ新選組は元気なのは山本太郎氏のみで、社民党は「まだ居たの?」といった状態ですね。

野党で期待できそうなのは日本維新の会くらいでしょうか。

但し政権を担えるかというと経験や人数がまだまだ足りません。

結局のところ、政権交代できる受け皿がありません。

私も岸田首相を支持しているわけではなく、あまり期待もしておりませんが、入れるとしたら自民党になるでしょう。

世間でいわれるところの「消極的選択」であります。

本当に今回は選択肢のない選挙ですね。

選挙の行方

まるで出来レースのような波乱のない選挙結果になりそうです。

岸田政権には期待もされていなませんが、取り立てて失点もまだないため、攻撃材料に乏しいです。

野党もアピールポイントが全くなく、各政党の支持率も低迷したままであります。

となると自民公明で過半数を取ることは明白で、何ら面白味のない結果になることは目に見えています。

今回は投票率低そうですね。

株式市場へは自公政権が続くので良い影響になりそうです。

期待値の低い岸田首相が、点数を稼ぐことが出来ればさらにサプライズとなり市場は良い反応をしてくれるでしょう。

おわりに

岸田首相の期待値の低さもそろそろ底を打った感がありますので、あとは上がっていくだけですね。

無難に選挙をこなして、危なげのない政権運営をすると思いますが、ほんとうに面白味に掛けます。

岸田首相は治世の英雄であって、残念ながら今のような乱世を乗り切っていく力強さは感じられません。

地位が人を作るといいますが、良い意味で期待を裏切ってくれることが出来るのか。

株価は安定しそうですが、2012年の安倍政権のような上がり方は無いような気がします。

 

ではこの辺で、アディオス!