¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
円が対ドルレートで113円台となっております。
2年10か月ぶりの円安水準となりました。
円安だと米国株を円で買っている身としては、少々気になるところであります。
また、ドルを少額持っていますので、いつ売るかタイミングを計っていますが、今が売り時なのでしょうか。
114円台を試すという見通しもあり、どう転ぶかよく分からないですね。
FX投資家ではないのですが、米国株投資と米ドル預金も持っているので、今回は円安について簡単に調べてみました。
この先どうなるかなんてわかりませんので、あくまでも調べただけであります。
円安の原因
今回の円安は米国の長期金利の上昇が原因とされております。
つまり、米国は金利が高いのに日本は未だに低水準なため、円で持っていた投資家達が、円を売り金利の高いドルを買っていることが円安の原因であります。
日米の金利差が急速な円売りドル買いを招いています。
日本は未だに金融緩和縮小の議論もなく、長期金利は0%で推移しております。
世界各国では金融緩和縮小(テーパリング)の議論に移りつつ中、日本だけが取り残されているようです。
これは経済界より金融緩和の継続が求められているため容易に縮小出来ないようですね。
日本で金融緩和縮小の議論が開始された時が円安から反転するタイミングなのでしょうか。
また、昨今のエネルギー価格の高騰による日本の貿易収支の悪化を懸念した投資家の円売りも円安に追い打ちをかけているようで、複合的な要因が円安を招いております。
円安のメリット・デメリット
円安の時は輸出が拡大し、日本のお家芸である自動車や機械などの輸出が伸び、一般的に経済に追い風になるとされています。
ところが、エネルギーや原材料価格の高騰により、海外からの輸入に頼る日本にとって今の円安は向かい風となってしまい輸出産業にとっても悪い円安といえます。
デメリットは輸入品が割高になったり、海外旅行が高くなることでしょうか。
もっとも今は気軽に海外に行ける時代では無いのであまり関係ないですね。
過去の為替推移
円安傾向といわれる現在ですが、過去のドル円相場を見てみましょう。
1993年から現在までのドル円相場になります。
こう見ると現在の水準はいうほど円安ではないように見えます。
それにしても民主党政権時代の円高は酷いですね。
しかも、無策で放置するという体たらくでありました。
アベノミクスは円安誘導でしたので、安倍政権以降はほぼ100円を割っていないですね。
さて岸田政権はどのような為替政策で臨むのでしょうか。
おわりに
株と同様に為替も複雑な要因に影響されるため、専門家やFXのプロであっても予測不可能であります。
予測するだけ無駄ですが、米国株投資をする者としては円高の方がいいですね。
米国株の円換算資産額は膨らむので、それはそれで見ていて気持ちはいいのですが。。。
当分は米10年債利回りの動向に左右される展開が続きそうです。
また、民主党政権時代のような1ドル76円になることがあれば、一気に米ドルを仕入みたいですね。
しかし民主党政権だけは2度とごめんであります(笑)
ではこの辺で、アディオス!