¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
一昨日は久しぶりに米国ETFをNY市場オープンと同時に買い増ししましたが、後場にかけて暴落してしまいました。
タラレバの話になりますが、もう少し待っていれば安く買えたのにと後悔しております。
「買うと下がる」という相場あるあるであります。
相場関係者や投資家達もこれを機に大きな調整に入るという見方が多いですね。
そうなれば、一昨日は失敗しましたので、今度こそ安値を拾いたいですね。
米国株の急落を受けて、日経も-681円安と大幅に下落しております。
原因は複合的ではありますが、ここにきて米国の債務上限が問題視されたことによる影響だそうです。
相場に参加するようになって初めて聞く言葉ですが、債務上限とはなんなのでしょう。
というわけで今回は米国の債務上限について浅い知識見識で浅堀していきます。
債務上限
簡単にいうと借金が出来る上限、借金額の枠であります。
米政府が国債発行で借金が出来る債務残高の枠ですね。
時の政府は債務が上限に達すると議会に掛け合って、上限を引き上げしていたようです。
仮に上限を引き上げられないと、新たな借金が出来ず借りたお金を期日に返すことができ無くなります。
つまりはアメリカは借金大国なので、新たな借金をして昔の借金を返している自転車操業の状態という感じでしょうか。
そういわけで、新たな国債を発行出来ないと借金を返すことができなくなり、債務不履行(デフォルト)になってしまいます。
デフォルトになると大変なことになるので、結局最終的には上限が引き上げられます。
1960年以降78回も適用停止や引き上げが行われているようです。
これの何が問題かというと、時に与野党の政争の道具として使用されることです。
共和党が今回の民主党による債務上限について、協力を拒む姿勢を見せていることが問題の発端となっております。
米国が債務不履行なら
大抵は超党派によって米国の債務不履行は避けられてきましたので、なんだかんだで最終的には上限が引き上げられ、デフォルトには陥ることはないでしょう。
仮にデフォルトに米国が陥ると、イェレン米財務長官は「経済の壊滅的な事態」になると警告しています。
株価が大暴落し大不況に突入し、米国債をたくさん購入している日本や中国、英国などは大損失を出すことになります。
ちょっと想像できないくらいのインパクトが全世界的に起こりそうです。
1929年の世界大恐慌を超える惨事になるかもしれません。
私の持っている株などは紙切れ同然の無価値に近くなるくらい暴落するでしょう。
万に一つもありえないとはいえ、想定外のリスクとして認識くらいはしておかなければならないですね。
おわりに
ここ最近、この米国債務上限問題や中国恒大リスク、金利の上昇など株式市場の悪材料が増えてきました。
日本は岸田政権の誕生や、緊急事態宣言の全面解除など明るい材料が多いにも関わらず、米国株に引きずられる形で下落してしまいました。
来週以降まだまだ不安定な相場が続きそうですが、これだけ連続で株価を切り上げてきたので、一休みというところなのでしょう。
買場が訪れることに期待したいですね。
ではこの辺で、アディオス!