¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
今週こそは米国ETFの買いに入るつもりでしたが、リスクオンムードが広がってしまい、買いそびれてしまいました。
FOMCのテーパリングの年内開始示唆がマーケットのほぼ予想通りであったことと、中国恒大集団が国内向けに利払いをすると発表したことで、デフォルト不安が一旦落ち着き、マーケットに安心感が広がったようです。
しかし、FOMCはさておき、中国恒大関連はきな臭いニュースがいくつか出ております。
今週末から来週にかけて、世界の株価に影響があるのでしょうか。
FOMCパウエル議長発言
FRBのパウエル議長は「11月にもテーパリングを開始し得るとし、22年半ばまでに完了する可能性がある」との認識を示しました。
マーケットの予想とほぼ一致したため、サプライズは起きませんでしたね。
株価の調整を起こすような踏み込んだ発言を期待していたのですが、パウエル議長はうまくマーケットを操作している印象であります。
株価にマイナスに影響する利上げに関しては「資産購入縮小の時期とペースは、より厳格なテストに従って判断する利上げの時期についての直接的なシグナルではない」とし、利上げに慎重な姿勢を示しています。
FOMCのスタンスはまだまだ緩和的なため、株高が続く可能性が高いですね。
中国恒大集団のデフォルトは?
中国恒大が人民元建て社債利払い表明したことで、香港市場で一時32%株高と反発しております。
これにより、一時の不安感が払拭されましたね。
しかし、まだまだこれからであります。
早速、バッドニュースが続々と入っております。
中国当局が地方政府に対して、中国恒大集団の破綻の可能性に備えるよう指示した模様です。
また、従業員やサプライヤー(取引先)への支払いを停止したとも報じられています。
中国恒大集団の第2位の株主である華人置業集団が23日、3200万ドル相当の恒大株を売却しており、全保有株式を売却する方針だそうです。
社債の利払いで一息ついたとしても、これからが本番といったところでしょうか。
社員の給料や取引先への支払いができなくなったらお終いであります。
日本の長銀や山一証券、アメリカのリーマンブラザーズと同じ道をたどってしまうのでしょうか。
破綻した場合、世界の株価へ大きな影響はないだろうとされてますが、多少の余波はあるでしょう。
恒大集団創業者の許氏は業務再開に意欲を示しているようですが、資金繰りが悪化しすぎているので、公的資金を投入しない限り再建は難しいでしょう。
中国当局は破綻を織り込んでいるような感じですので、やはり助ける気はないのでしょう。
おわりに
「今は高いから、安くなるのを待ってから買う」といっている人が結局いつまで経っても株を買えないという話があります。
今の私の状態がまさにこんな感じであります。
コロナショックの時に少し下げただけで、全力買いをし「落ちたナイフ」を掴んでしまった経験から、1日くらいの調整だと待つ癖がついてしまいました。
9月24日がどうなるかわかりませんが、今週の買場は結局9月20日だったようですね。
なるべく安値で買いたいという感情が出てしまいます。
本当に株というのは自分との戦いであります。
ではこの辺で、アディオス!