¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
テレビを始めとするメディアも自民党総裁選一色となってきました。
「ゲル」こと石破氏の出馬の可能性が低くなり、いよいよ岸田氏、河野氏、高市氏の3候補の戦いに絞られてきましたね。
これだけ注目度が高いので、立憲民主党の枝野代表は露出が減ったため、メディアに対して、野党も公平に報道するようにと苦言を呈したようです(笑)
テレビが勝手に自民党を報道してくれますので、次の総選挙も負けることはないでしょう。
ともあれ事実上、上記の3名に絞られてきましたので、そろそろ各氏の政策を注目していかなければなりません。
というわけで、今回は昨日出馬表明した高市早苗候補の政策を見ていきたいと思います。
当ブログで何度も申しておりますが、個人的には一番同氏を推しております。
アベノミクス継承?サナエノミクス
高市氏は安倍前首相の「アベノミクス 3本の矢」を継承し、ニューアベノミクスともいえる「サナエノミクス 3本の矢」を提唱しております。
高市氏ご本人もおっしゃっていましたが、ダサいネーミングですね。
ただダサくても、何かその人を表す言葉がある候補は強いですね。
安倍前首相のアベノミクスやオバマ元大統領の「Yes we can!」などと同じく、なにかキャッチフレーズがあるのは良いと思います。
中身は日本経済強靱化計画と名付けた、金融緩和、緊急時の機動的な財政出動、大胆な危機管理投資・成長投資に取り組むとしています。
また、インフレ率が2%に届くまでは、プライマリーバランスの黒字化目標を「凍結」し、財政出動を優先すべきだと主張しております。
プライマリーバランスとは
国や地方自治体などの基礎的財政収支のこと。
行政などのサービスが税収だけで賄えているかどうかを示します。
プライマリーバランスの黒字化とは税収だけで賄えている状態であり、現在の日本は赤字の状態なので、国債を発行しないと支出をまかなえません。
簡単にいうと国の借金で賄っています。
コロナ禍ということもあり、危機管理投資を通じて危機を最小化するための研究や製品サービスの開発への成長を後押しを加えています。
特に今回のコロナ禍の対応は他国に比べ後手後手に回っており、日本は危機に対しての法も財政出動の裏付けもありませんので、何かと時間が掛かってしまいました。
そのような反省を踏まえて、有事、災害、疫病への備えということでしょうか。
日本経済強靭化計画
「美しく、強く、成長する国」という高市氏著書のタイトル、安倍前首相の著書「美しい国 日本」を彷彿とさせます。
安倍前首相の正統な後継者ということを内外にアピールしてますね。
本書は日本経済強靭化計画として、同氏の経済政策が記されています。
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9月15日発売ということなので、詳しい内容は分かりませんが、サナエノミクスの全容が記されているのでしょう。
個人的に気に入らないキャピタルゲイン課税についても、記載があるものと思われます。
高市氏のキャピタルゲイン課税の詳細についてはこちらをご覧下さい。
キャピタルゲイン課税30%!?電子書籍での販売がないので、内容はネットで探ることにして購入はどうしようか迷い中であります。
サナエノミクス銘柄
同氏の著書を読めばどういう経済政策を推し進めるのか、より細かく記されていると思われ、そこから銘柄選定のヒントとなりそうです。
巷では保守派である高市総裁誕生をにらんで、防衛関連銘柄が騰がったとか。
経済安保やサイバー防衛に力を入れるようなので、サイバーセキュリティ関連がサナエノミクス銘柄でしょうか。
まだまだこれがサナエノミクス銘柄だ!といえる分野が見えてきませんね。
もっとも見えてからではもう遅いのでしょうが。。。
高市候補の国家観
私が高市氏を推す理由は、明確な国家観を持っているからであります。
同氏は「国民の生命と財産」「国土と資源」「国家の主権(独立統治権)と名誉」を守るとしています。
戦後70年余りを経ても、日本は自力で国土、国民を守ることが出来ず、憲法でさえもアメリカ人が創ったものを未だに一字一句変えずに使用しています。
同氏は憲法9条を改正し自衛隊を国防軍と明記すべきと主張しており、また、8月15日の靖国参拝を欠かさず行っており、首相になっても参拝すると断言しております。
安倍前首相も任期中に成し遂げられなかった憲法改正を是非、高市首相のもとで行って頂きたいものであります。
おわりに
高市氏は安倍前首相からの支持を取り付けており、自主投票といいながらも、細田派や保守系議員の支持を集めそうですね。
左翼マスコミや、野党はバリバリ保守派の同氏が嫌いですので、そろそろネガキャンを打ってきそうですね。
菅首相の不出馬まで泡沫候補扱いでしたが、ここにきて頭角を現してきています。
その証拠に中国や韓国が右翼首相誕生か!?というような警戒を示唆しております。
中韓両国が嫌がる人物は日本にとって良い首相なので、高市氏がやはり次の総理総裁に相応しいのでしょう(笑)
高市氏が総理総裁になれば、日本憲政史上初の女性首相です。
100代目の総理大臣で初の女性とは、なにか運命的なのものがありますね。
因みに初の関西出身総理の誕生ともなります。
同氏の関西弁が嫌やという人も居てそうやなぁ~
しかし感情では高市氏推しですが、あくまでも総裁選は冷静に眺めたいと思います。
明日は河野太郎氏を掘り下げてみます。
ほなこの辺で、アディオス!