¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
昨日投稿したSDGsと似たような言葉でESGなるものもあります。
最近流行りのSDGs(エスディジーズ)私もようやく昨年辺りから耳にするようになりました。
いろいろ新しい言葉が生まれますね~
昔からあった言葉のようですが、投資を始めてから耳に入るようになりました。
概念的にはSDGsと似たような感じですが、どう違うのでしょうか。
いつものように簡単ざっくり解説します。
ESGとは
2010年頃から機関投資家達の間で使われるようになった言葉の様です。
環境【E】、社会【S】、ガバナンス【G】の頭文字からなります。
簡単に言うと環境への配慮、労働環境や人権への配慮、法令順守などの観点から企業価値を図ろうとするものであります。
先日、欧米から批判のあった中国のウイグル人綿花強制労働問題などは、社会【S】に該当しますね。
これでいくと、ウイグル綿を使用している企業は【S】に配慮しておらず、ESG投資の対象外となってしまいます。
但しESGは国連などの機関で定められたわけでもなく、世界共通の判断基準がないため、各評価機関の判断で行われています。
ESGとSDGs
SDGsは国連によって定められたものに対し、ESGは法令などによる定めれた基準がありません。
また、SDGsは地球規模の最終目標なのに対し、ESGはあくまでも企業単位の目線になります。
似たような目標の為、混同されることが多いですが、SDGsの理念に配慮している企業のことを投資家目線でいうESGが行われている企業ということになるのでしょう。
ESG投資
ひとつの投資判断としてのESGですが、個別銘柄の他に、歴史は浅いですが最近は投資信託もあるようです。
楽天証券のスーパー投信リサーチでは「ESG」という項目まであり、検索すると62件も出てきます。
どれを選んでよいか分からないくらいの数であります。
一応一番人気のあるESG投信はグローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド【愛称 未来の世界(ESG)】であります。
信託報酬が1.85%と高めではあります。
個別銘柄は選定の際にESGに配慮しているかを基準にすると、それがESG投資というこになります。
まとめ
SDGsもそうですが、ESGも企業としては投資家に選ばれるために、積極的に取り組まなければ生き残れません。
企業にとっては新たな支出が増えることでもあり、リスクでもあります。
個人的には世の中がより良くなることに企業が取り組んでくれるのは良いことだと思います。
投資家目線では、表面だけ取り繕う、ESGに取り組んでいると見せかけるだけの企業も出てくると思いますので、よくよく見極めなければいけませんね。
ではこの辺で、アディオス!