¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
2月4日は冬季北京オリンピックの開会式でありました。
旧正月真っ只中の春節で行われているため、中国人民は家族と一緒に見るのでしょうか。
今回の五輪について日本のマスコミの扱いが心なしか低いような気がします。
さんざん自国開催の五輪に反対しておきながら、開催すると熱狂的に報じたことを手のひら返しと批判されたのがトラウマになっているのでしょう。
人命第一や人権(森会長女性蔑視発言等)掲げて、東京五輪開催に反対していた人が、オミクロン株の蔓延や、ウイグル、香港、チベットの人権を弾圧する中、開催した北京五輪に対しては何の声もあげていないのもおかしな話ですね。
やはりこういう人たちはある特定の国から資金援助(又は脅されて)を受けて東京五輪反対を行っていたのかもしれないですね。
ですので資金援助してくれているある特定の国の五輪は反対できないのでしょう。
さて、北京五輪は東京五輪の時より、状況はより過酷であります。
思いつくだけでもオミクロン株感染拡大、米中対立、ウイグル人権問題に端を発する米国を中心とした外交的ボイコット、ウクライナ危機、果ては雪不足による人工雪など、盛り上がりに欠ける要素がふんだんに詰まっています。
しかし、北京五輪に出席する首脳や政府高官を見ると、なんともレッドチームというか強権国家といいますか、アレな国が多いですね。
いくつか挙げると以下の国が出席しています。
ロシア、中央アジア五か国、アゼルバイジャン、パキスタン、セルビア、韓国等々。
中国の元兄貴分で今は子分のロシアは対米で中国との連携が欠かせないのでプーチン大統領が出席しております。
早速、習近平と会談してNATO拡大に反対する声明を共同で出しております。
ウクライナ情勢緊迫のおり、習近平からプーチンに「開催期間中の戦争だけは止めてくれ」とでも頼んだのでしょうか。
2月20日の閉幕後にロシアが軍事行動に移すのか、はたまた裏をかいて五輪期間中に仕掛けるのか。
いずれにしても、NATOとロシアの話し合いが平行線が続いていますので、どういう落としどころになるか検討もつきません。
元中国の属国である韓国さんもいそいそと国会議長を派遣しています。
文大統領が行かないのは、外交的ボイコットをしているアメリカの顔色を多少は伺ったのでしょう。
ただ、中国の顔色も伺わないといけないので、国会議長でお茶を濁したという感じです。
韓国がアメリカチームではなく、中国チームに入ったのはほぼ明確になったのではないでしょうか。
千年の間中国歴代王朝の属国でしたので、染みついた宗主国への服従は簡単には消えないですね。
オミクロン株感染拡大も暗い影を落としています。
開催期間中の特に厳格なゼロコロナ対策の為、人民からは怨嗟の声が上がっております。
コロナ陽性のため、参加を断念する選手も出ており、これまた盛り上がりに水を差す結果となっております。
日本では全く話題に上らない北京五輪ですが、選手個人には頑張って欲しいですね。
昨年の東京五輪のように日本人選手がメダルラッシュとなればまた列島が大興奮するでしょう。
しかし、もともと五輪に興味が無いことも手伝って、誰が出るのやらさっぱり分からないですね。。。
ではこの辺で、アディオス!