4人に聞いちゃって【マスコミ 高市外し】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

本日は敬老の日ということで日経もお休みで、ニューヨークもFOMC前ということで、大人しい動きになりそうですね。

FOMC後くらいに米国FTFを久しぶりに買いに入ろうかなと思っています。

最近は政治系ブロガーみたいになっておりますが、自民党総裁選が白熱し過ぎてつい記事にしてしまいます。

自民党内だけの選挙なので、国民には関係ないとされがちですが、今回の選挙は衆院選が控えているだけに、より国民に向けた政策のアピールがなされております。

国民の支持が総裁選を制するといっても過言ではありません。

接戦が期待されますが、マスコミはどうしても高市氏の当選を阻止したいようです。

9月17日の日本記者クラブでの討論会であまりにも露骨な高市外しが行われました。

マスコミの悪質で幼稚な手口に呆れましたので紹介します。

「4人に聞いちゃって良いんですか?」

9月17日に日本記者クラブ主催の自民党総裁選候補者討論会が行われ、岸田氏、河野氏、高市氏、野田氏の4氏が出席し、記者からの質問に答えました。

その際、露骨な高市外しが行われました。

対中国、対北朝鮮、対韓国、憲法という重要問題に関して「外務大臣経験のお二人に質問します」という体で岸田氏、河野氏の両氏のみに質問が行われました。

その間、高市氏は発言を許されませんでした。

野田氏は高市外しの割を食った感じですね。

意図的な高市外しの疑惑が決定的となったのは記者のこんな発言からであります。

ミスって全員に質問してしまった際に、思わず隣の記者に「あ、4人にきいちゃって良いんですか?」と漏らした言葉がマイクに拾われてしまったのです。

高市氏に特に外交や国防にかんする発言をさせまいと記者たちで示し合わせたというのがよく分かりますね。

こういった問題には同氏は知識見識もあり弁も立ちますので、支持が増えるのを防ぎたかったのでしょう。

日本のメディアに公平性は期待していませんが、自分たちの意に添わない候補を貶めようというのはフェアでないですね。

日本記者クラブとは左派の巣窟なのでしょうか。

日本記者クラブとは

日本の社団法人であり、新聞、新聞・通信・放送の報道機関による独立組織であり、国からの公的資金の支援は一切無いようです。

日本記者クラブの定款にはこうあります。

この法人は、内外の重要ニュースソースとの接触を多角化し、報道機関相互の交流を緊密化することにより、その活動の促進と社会的機能の向上、発展をはかり、ジャーナリズムの職業倫理向上および表現の自由の擁護につとめ、民主主義の発展に寄与する。この法人の事業が会員のジャーナリズム活動や報道を通し、広く国民が共有する情報となることにより、国民の知る権利、国民生活の向上安定、および国際相互理解の促進に資することを目的とする。

職業倫理向上といっておりますが、職業倫理は確実に退行してますね。

表現の自由は、表現しない自由というやつですね。

国民の知る権利を積極的に邪魔をしているようです。

結局、自分たちの報じたいニュースだけを報じる、体質は他のマスコミと変わりません。

同クラブの理事は日経、朝日、毎日、読売の順にローテーションしているようで、今の理事は朝日新聞社所属で副理事長の一人は共同通信社所属となっております。

この人事を見ただけで、今回の討論会の筋書きが見えてきそうな感じではあります。

人間である以上、完全に公平な立場というのは難しいとは思いますが、特に公平であるべき報道機関が率先して偏向報道に走っております。

せめて公平である努力をしてほしいものであります。

日本記者クラブの存在意義がよくわからないですね。

おわりに

第四の権力といわれるメディアですが、「報道機関の使命は『権力の監視』」などど発言しています。

確かに権力の暴走を止めるために、こまめなチェックは必要と思いますが、昔から日本のマスコミは権力の監視というよりは、自分たちの意のままに権力を操ろうという意図が感じられます。

自分達の既得権益や主義主張にそぐわない権力は徹底的に叩き潰してきました。

自分達だけが正しいというある種の驕りがメディアにはあります。

しかし、2000年代に入りネットの普及により、メディアの権力が揺らいでおります。

メディアはミスリードや誤報を出しても、ちょっとした謝罪で終わらせます。

情報にたいして、なんら責任を負っておりません。

そろそろ、メディアの暴走を監視する機関を設けたほうが良い時期に来ているのではないでしょうか。

それが出来るまでは個人が監視し、メディアの横暴を発信し続けないといけないですね。

 

ではこの辺で、アディオス!