「お前の代わりはいくらでもいる」時代の終焉

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

昭和から平成にかけて、仕事といえば社員、バイト関係なく厳しさのあるものでした。

聞いたことも、言われたこともある方もいるかもしれませんが、「お前の代わりはいくらでもいる」というセリフ。

私も学生時代に警備員のバイトの時に言われたことがあります。

「嫌ならやめてもらって結構。代わりはいくらでもいるから」と。

仕事のなり手がいくらでもおり、求人を出せばすぐに応募者が来るような、まさに買い手市場のセリフであります。

未だにこのようなことを言う、経営者や管理職はいるのではないでしょうか。

今このようなことを言うとパワハラにカテゴライズされかもしれないですね。

そして何よりこの令和の時代においては、「お前の代わりはなかなか見つからない」時代なのであります。

今の職場でも直属の上司が若い子に「そんな仕事だったら、あなたじゃなくても誰でも出来る」といって説教しております。

自分だけにしか出来ないスキルを磨けと言っているのは分かりますが、今の時代、その「誰でも出来る仕事」でさえ、人材を確保するのに苦労するのではないでしょうか。

日本における人材確保の難しさを如実にものがったっているのが、外国人頼みの「技能実習生制度」であります。

物議をかもしている技能実習生制度ですが、政府は廃止や見直しを検討しているようですね。

良くも悪くも、この外国人労働移民が日本の現場を支えている状況がここ何年も続いておりました。

「お前の代わりは、You達しかいない」時代が長らく続きましたが、円安によっていつまで続くか。

暫くはアジア圏を中心にまだまだ日本は働く国として人気は高いようですが、外国人達にもそっぽを向かれる日もくるかもしれません。

そうなると、本格的に「代わりのいない」時代に突入することになります。

極端な話「バ〇でもチョ〇でも」欲しいという企業も出てくるでしょう。

企業間による労働者の奪い合いが起こり、今起こりつつある売り手市場がさらに盛り上がりそうですね。

しかも、企業は社員を取り囲むため、待遇の改善など期待できそうです。

労働人口の急速な縮小により「お前の代わりはいないから、辞めないで」という時代が暫く続きそうですね。

ただ、その後は急速なロボット化、AI化が進み「お前の代わりはAIがいる」となってしまう日もそう遠くないかもしれません。

そんな時代が来るまでには、なんとかFIREを達成していたいですね。

 

ではこの辺で、アディオス!